嶽コース
嶽コースは、八合目直下までは雪崩リスクの高い地形もほとんどなく、比較的安全に行動のできるルートです。今回のまとまった積雪により概ね藪が埋まり、登山者がストレスなく歩けるだけのコンディションになりました。
標高980mでの観測では、昨晩から降り始めた新たな積雪は午前11時30分の時点で約45cmに達していました。
また、青森県の観測システムによると、岩木山の南西側の第二松代と北東側の大石で午前11時から12時にかけての降雪量は7cmを記録しました。
これらは、大雪の目安・基準(6時間で30cm以上の積雪、1時間あたり2cmの積雪)に匹敵または上回る数値です。
これらの状況や天気予報から、岩木山エリアでは、少なくとも明日までは雪崩に十分な警戒、注意が必要です。急斜面、斜度が急に変わる場所、盛り上がった凸状の地形などの「雪崩地形」に十分注意して行動しましょう。
また、強い北西の風が吹き続けていますので、森林限界から上部では、雪崩の要因となり得るウインドスラブ(風によって運ばれた雪が板状に堆積した状態)が形成されていると予想されますので、風下側の雪の状態には十分に気をつける必要があります。

巨木の根元のツリーウェルはまだ埋まりきっていませんので、引き続き転落には十分注意しましょう。

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