百名山のひとつに数えられる岩木山は、登山やトレッキングのスポットとしても多くの方々に親しまれています。
岩木山の登山道についてはこちら
岩木スカイライン及びリフトを使って岩木山の山頂へ行く道のりをご紹介します。
津軽岩木スカイラインのゲートより入場
津軽岩木スカイラインは自動車専用の有料道路です。弘前市街地方面から見て、県道3号線沿いを進み、嶽温泉を通り過ぎて1.5kmほど進むと右手に見えるゲートを進みます。
進んだ先に料金所があり、ここで車ごとに通行料を支払います。
岩木スカイラインの通行料金や営業状況は岩木スカイラインのHPをご覧ください。
69の連続カーブを登っていく
入場後は、8合目駐車場に向かって連続カーブの上り坂を登っていきます。岩木スカイラインは69のカーブからなり、上空から見るとグネグネとしたヘアピンカーブが連なっていることが分かります。
路肩には何番目のカーブなのかを示す番号札が立っています。対向路線を降りてくる車が走行しますので、安全運転で注意しながら登っていきましょう。途中に何か所か道路脇にスペースもありますので、写真撮影などで停車したい場合は他の車に注意しながらご利用ください。
8合目の駐車場に到着
料金所から約30分ほど車を走らせると、道路終点である8合目駐車場に到着します。8合目駐車場の標高は1247メートルで、ここからも弘前や白神山地、日本海、また天気がよいときは北海道など素晴らしい眺望を見ることができます。
休憩所にはトイレや自動販売機と、2階展望台があります。
8合目から9合目はリフト運行
8合目駐車場からは、リフトで9合目地点まで行くことができます。乗車時間は10分程度、別途リフト料金がかかります。
※リフト営業日はシーズンごとに異なりますので、岩木スカイラインHPの情報をご確認ください。
9合目から山頂へ登山
9合目地点からは登山で山頂を目指します。所要時間は片道40~50分程度です。アップダウンが激しいところもあり、終盤に向かうほど岩場で手をついて登る場面も出てきます。9合目からの登山の場合も、登山靴や運動できる格好で登るようにしましょう。
岩木山特有の高原植物「ミチノクコザクラ」は、6月頃から7月頃に花を咲かせます。
天候などの条件がよければ、雲海を臨むこともできます。
山頂に到着
岩場を越えると、ついに標高1625メートル、岩木山の山頂に到着します。山頂には岩木山神社の奥宮があり、眼下には360度全方向に津軽平野の一面を見渡すことができます。岩に腰を下ろし、水分やエネルギー補給をしながら絶景をご覧ください。
山頂には他にトイレ、避難小屋があります。ゴミなどはお持ち帰りの上、マナーを守ってご利用ください。
満足したら気を付けて下山
下山の際には登るとき以上に怪我など発生しやすいので、疲れやケガに注意して慎重に下山しましょう。岩木スカイラインやリフトの営業時間に留意し、余裕を持ったスケジュールで行動をお願いいたします。
季節ごとに色彩を変える岩木スカイラインへ、是非お越しください。