シーズン情報

岩木山パトロール情報(2023年2月12日時点)

長平・赤倉コース。

積雪構造全体は、最近の降雪も沈降が進んで安定化の傾向です。ただし、風下側(北東~東~南東面)では、広い範囲でウインドスラブ(雪が風の影響で飛ばされ堆積した板状の層)が形成されています。今日行動した範囲では、このスラブの不安定化は見られませんでしたが、急斜面や急に斜度の変わる場所では反応する可能性もありますので、じゅうぶん注意してください。
昇温と日射の影響で、山頂から麓までの気温差や雪質の差が顕著です。山頂付近ではアイスバーンが露出している場所が多くありますので滑落に注意してください。今日行動した北東面では、標高700mあたりを境に、乾いた軽い雪から湿った重い雪に変化して足を取られやすくなりますので、滑走者は樹木への衝突などに注意しましょう。

赤倉コース稜線はアイスバーンが多数露出している。

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