嶽コース
14日以降に降り積もった新たな雪と、その前に積もった雪の結合の悪い状態が続いています。積雪テストでも、この境目で明瞭な結果が出ています。特に、森林限界から上の急斜面、斜度の大きく変わる場所などでは、リスクの高い状態が続いていると思われます。
また、風下側には、風によって運ばれた雪が板状に堆積した「ウインドスラブ」が広範囲にあり、急斜面のテストで反応が見られました。引き続き地形や斜度に注意した行動を心がけましょう。
16日に発生した青森スプリングのダイヤモンドコースで起きた雪崩事故で死者が出てもおかしくないサイズでしたが幸い怪我で済んで良かったです。14日の情報を入手していれば少し違った結果になっていたと思います。
JAN(日本雪崩ネットワーク)から事故の詳細が公表されましたのでお知らせいたします。
https://snow.nadare.jp/news/2025/000099.html
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